トラッキング現象について|エネフィット
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電気のお役立ちブログ
2022.10.24
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トラッキング現象について
1.トラッキング現象とは?
長時間コンセントにプラグを差し込んだ状態を放置したままにしておくと、プラグ周辺にホコリが溜まります。そこに湿気が加わると、差し込みプラグの間に電流が流れ、火花放電を繰り返すことで炭化し、導電化(トラック形成)されます。
そして、差し込みプラグの絶縁状態が悪くなり、発熱します。
最悪のケースでは差し込みプラグより発火が起きます。
これを トラッキング現象 といいます。
家電製品は使用していなくても、通電している限り出火する可能性があります。
特にキッチンや洗面所など湿気の多い場所や、長時間コンセント差し込んだままにする冷蔵庫、テレビ、パソコンなどに起こりやすいので、注意が必要です。
トラッキング現象で起きた火災部分は、漏電によって発生していますので、水をかけても消火できません。漏電状態で水をかけると感電の恐れがありますので、ご注意ください。
2.トラッキング現象を防ぐには?
・使用していない家電製品はコンセントを抜く。
・常にプラグを指しっぱなしの所は、時々抜き、乾いた布でホコリを拭き取りきれいにしておく。
・プラグが変色や変形していたら、直ちに取り替える。
・プラグ安全カバーを使用する。
みなさんのご自宅のコンセントも一度確認してみてくださいね。