もしも漏電した時の対処法について|エネフィット

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電気のお役立ちブログ

2021.01.25

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もしも漏電した時の対処法について

こんにちは!
 
以前、個人住宅のお客様よりブレーカーが落ちるので見に来てほしいという依頼がありました。
 
行ってみると漏電ブレーカが落ちていました。
分電盤内には電気を使い過ぎたときに落ちるメインブレーカと絶縁の劣化などにより漏電が起きているときに落ちる漏電ブレーカがあります。
 
今までの経験で漏電ブレーカが落ちる場合、雨が降っている場合が多く庭など外に設置してある外灯やコンセントの防水が不完全で起きている場合がありました。
 
漏電ブレーカが落ちた時の対処法として
 
①全てのブレーカーを切る
②メインブレーカを入れる
③漏電ブレーカを入れる
④端から配線用のブレーカを入れていく
⑤どれかの配線用ブレーカを入れた時に漏電ブレーカが切れたら、その配線用ブレーカの回路が漏電していることになる
⑥該当の回路を専門家に見てもらう
 
この時、該当の回路以外のブレーカを入れれば電気を使用できます。
 
雷で漏電ブレーカが電流差を検出して落ちることがあります。この場合は漏電ではないのでブレーカをあげて大丈夫です。
 
漏電が起きている場合は、感電や火災をも引き起こし、命に関わることもある危険な状況なので早急に正しい対応をとる必要があります。
漏電の原因が雨漏りによるものの場合、雨漏りを修理することが重要です。