梅雨時期の除湿機について|エネフィット

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2025.05.26

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梅雨時期の除湿機について

梅雨時のジメジメ解消に強い味方となってくれるのが除湿機ですが、湿度を抑制することで、カビの発生を抑えて健康被害を防ぐ効能もあるといわれています。

 

除湿機には、空気から水分を取り出す仕組みによって、「コンプレッサー式」「デシカント式」「ハイブリッド式」の3方式があります。

 

【コンプレッサー式】

コンプレッサー式の除湿機は水分を含んだ空気を取り込んで冷やし、水滴に変えることで除湿する仕組みです。室温が高いときは除湿能力が上がり、低いときは低下する性質を持ちます。除湿にヒーターを使わないので、電気代はデシカント式・ハイブリッド式より安くなります。

 

【デシカント式】

デシカント式は乾燥剤のデシカントに空気中の水分を吸い取らせて、ヒーターで暖めてから冷やし水にする仕組みです。ヒーターを使うので寒い季節でも除湿能力が保てる、使うと室温が上昇するので冬場の使用に向いているのがメリットです。冬に洗濯物が乾かないときに活躍しますが、ヒーターを使うため電気代が高くなる傾向にあります。

 

【ハイブリッド式】

ハイブリッド式はひとつの除湿機にコンプレッサー式とデシカント式を両方搭載したタイプです。両方のメリットを併せ持ちます。コンプレッサー式・デシカント式より本体価格は高くなりますが、一年中パワフルに除湿することができます。

 

※選び方のポイント

・除湿可能面積の目安を参考にして、使う部屋の広さに合った除湿能力を選びましょう。

・寝室等で運転音が気になる場合は静音性も大事です。

・衣類乾燥専用の機能が付いていたり、風の強弱や向きを変えられたりすると、より効率的に洗濯物を乾かせます。

・除湿機は除湿された水がタンクに溜まるので、定期的な掃除が必要。タンクのお手入れのしやすさも確認しておきたいポイントです。

 

除湿機を使うとき、サーキュレーターや扇風機を併用すると、電気代を抑えるのに有効です。

特に部屋干しに除湿機を使っている場合、サーキュレーターや扇風機の風が、洗濯物の周辺にたまった湿気を吹き飛ばすのに活躍します。洗濯物が早く乾くほど、節電効果が高まります。

 

ライフスタイルや除湿機の使用目的に合わせて、必要な機能を搭載した機種を探してみてください。