「燃料費調整単価とは」|エネフィット
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2026.01.05
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「燃料費調整単価とは」
燃料費調整単価とは、火力発電の燃料(原油、LNG、石炭)の価格変動を電気料金に反映させるための単価です。この単価は、平均燃料価格と基準燃料価格の差分に基づいて算出され、毎月の電気料金に適用されます。
燃料費調整制度の概要
燃料費調整制度は、燃料価格の変動を電気料金に迅速に反映させることで、電力会社の経営への影響を抑え、経済情勢の変化を料金に反映させることを目的としています。この制度は1996年に制定され、2009年に見直しが行われました。
燃料費調整単価の計算方法
燃料費調整単価は、以下の要素に基づいて計算されます。
- 平均燃料価格: 原油、LNG、石炭の3ヶ月間の貿易統計価格から算定されます。
- 基準燃料価格: 電力会社ごとに定められた基準となる燃料価格です。
- 基準単価: 平均燃料価格が1,000円/kl変動した場合の1kWhあたりの変動額です。
平均燃料価格が基準燃料価格を上回る場合はプラス調整(電気料金に加算)、下回る場合はマイナス調整(電気料金から減算)が行われます。
電気料金への反映
算定された燃料費調整単価は、通常2ヶ月後の電気料金に反映されます。例えば、1月~3月の平均燃料価格に基づいて算定された単価は、6月の電気料金に適用されます。
燃料費調整額との関係
燃料費調整額は、燃料費調整単価にその月の電気使用量を乗じることで決定されます。この燃料費調整額が、毎月の電気料金の電力量料金に加算または減算されます。
規制料金と自由料金の上限
規制料金(自由化前の料金体系)には、燃料費調整額に反映できる平均燃料価格に上限が設けられています。しかし、自由料金プランではこの上限がない場合が多く、燃料価格の変動が電気料金に直接反映されやすくなっています。近年、燃料価格の高騰により、上限を撤廃する電力会社が増加しています。












