年末年始は「電気火災」に注意!|エネフィット

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2025.12.22

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年末年始は「電気火災」に注意!

空気が乾燥し、暖房器具などを使う機会も増え、火災などの事故が増加しやすい年末年始。

ここ数年増えているという、電気製品が原因の「電気火災」について紹介します。

 

【電気製品の中でも、主に出火原因となりやすいのは?】

 

・「長年プラグを差しっぱなしにしているコンセント」

コンセントとプラグの間にホコリなどが溜まって、そこに湿気が加わることで発火する「トラッキング現象」が起こることがあります。冷蔵庫やテレビの裏、洗面所や水槽の周りなど、湿気が溜まりやすい場所にあるコンセントは特に危険です。「乾いた布などでホコリをまめに掃除する」「使用していない電気製品のプラグは抜く」などの対策をしましょう。

・「接触不良を起こしているプラグ」

プラグの接続部分が緩んでいると、温度が上昇して出火することがあります。接続部分が緩んでいることでできた隙間部分にクリップなど電気を通すものが挟まってしまうと、感電する恐れもあります。「プラグが奥までしっかり刺さっているか確認する」「変形・変色しているプラグは使用しない」ことを確認してみてください。

・「電源コードの誤った使用法」

ドライヤーの電源コードがねじれたまま使用すると、コード内の配線が断線して出火することがあります。電化製品の配置などによって、電源コードが椅子や家具で踏みつけられた状態になっている場合にも、断線の危険性があるので注意が必要です。また、古い配線や傷んでいる配線は新しいものに交換しておくと良いですね。

・「タコ足配線」

コンセントやタップには、流しても良い電気の容量が決められており、タコ足配線にすると容量を超えた状態で使用し続けることになり、コードが発熱・出火する可能性があります。

・モバイルバッテリーなどの「バッテリーを使用する電気製品」

バッテリーを使用している電気製品は強い衝撃によって発熱することがあり、突然発火することもあります。使用の際には「純正品を使用する」「落下などの強い衝撃を避ける」「熱をこもらせない」「指定された定格値以上の電流・電圧で充電しない」「分解・改造しない」ことを守りましょう。

 

火災を防ぐためにも定期的に電気製品の設置場所や使い方を見直しておきたいですね。