災害時・停電時の電気自動車の活用法|エネフィット

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電気のお役立ちブログ

2024.06.03

電気のお役立ち情報

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災害時・停電時の電気自動車の活用法

ここ数年、台風や大雨による大規模な災害が立て続けに起こっていますが、電気自動車(EV・PHEV)が災害時の緊急電源として非常に頼りになることをご存じでしょうか。

 

電池容量が大きく、長時間の使用が可能であり、騒音や有害排気ガスを発生しません。

また、必要な場所まで自走して電力供給ができるため、災害時において多くの利点があります。

 

≪実際の災害・停電時の活用事例≫

・携帯電話の充電

 電気自動車(EV・PHEV)のバッテリーは、携帯電話などの電子機器の充電に使用され、被災地の住民が連絡を取ったり、避難情報を受け取るために非常に重要でした。

 

・家電製品の動作

 電気自動車(EV・PHEV)は、エアコン、扇風機、冷蔵庫、洗濯機など、日常生活に不可欠な家電製品を支援し、被災者の生活の負担が軽減されました。

 

・夜間照明

 電気自動車(EV・PHEV)は、夜間の照明を提供し、被災地域の安全を確保しました。 

 

・地下水汲み上げポンプ

 電気自動車(EV・PHEV)は、地下水を汲み上げるためのポンプにも電力供給を行い、飲料水や生活用水の確保に貢献しました。

 

電気自動車(EV・PHEV)は、停電による被災生活の困難さを軽減し、被災地域における復旧作業や避難生活を支援する非常用電力として有用性を示し、災害時の電力供給に対する新しい選択肢となりました。

 

近年では、自治体と自動車メーカーが協力して、停電時にEVを避難所に提供する取り組みも増えており、今後も行政、民間、個人が協力し、停電に備えてのEVの活躍が期待されています。

 

電気自動車(EV・PHEV)は、移動手段としてだけでなく、大容量の蓄電池になってくれるなど、多彩な活用法があるようです。