電子ブレーカーって何?|エネフィット

Blog

電気のお役立ちブログ

2020.10.12

電気のお役立ち情報

テーマ:

電子ブレーカーって何?

みなさん、電子ブレーカーって聞いたことありますか?
今回のブログでは電子ブレーカーについてご紹介させて頂きます。
 
まず一般的なブレーカーは、40Aや50Aのように流れていい電流の許容範囲が
決まっています。だからその許容範囲を超えてしまうと流れる電流を遮断(ブレーカーが落ちる)
して設備や配線を保護するようになっています。
 
それに対して電子ブレーカーとは、流れる電流値をデジタル数値で感知し、ブレーカー
の動作をコンピューターで制御してJIS規格の許容範囲の最大まで使用できるように
プログラミングされている特殊なブレーカーです。
 
             
   [一般的なブレーカー]        [電子ブレーカー]
 
少し難しいかもしれませんが、簡単に言いますと電子ブレーカーを設置することで、
安全により小さいブレーカー容量で電力会社と契約することが出来ますので、
動力の基本料金を大幅に削減することが出来ます! 
 
電気の契約には大きく分けて「高圧区分」と「低圧区分」があります。
その中でも「低圧区分」は(従量電灯契約)と(低圧電力契約)別れていまして
電子ブレーカーの対象になるのは(低圧電力契約)の方です。
 
低圧電力契約とは・・・事務所や飲食店、小さい工場やマンション共用部などで、一般的な
            家庭用の電化製品よりも大きなモーターを動かす場合に契約します
           (例)業務用エアコン、業務用冷蔵庫、エレベーター、給水ポンプなど
 
では、実際に電子ブレーカーを導入してどれくらい削減効果があるのか、次回のブログでは
導入事例を交えて具体的にご紹介させて頂きます。
お楽しみに!!