再エネ賦課金とは|エネフィット
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2025.09.16
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再エネ賦課金とは
再エネ賦課金とは
再エネ賦課金(正式名称:再生可能エネルギー発電促進賦課金)とは、
太陽光や風力などの再生可能エネルギーの普及を目的として、電気の利用者全員で負担する費用のことです。
これは、国の「固定価格買取制度(FIT制度)」に基づくものです。
仕組み
- 固定価格買取制度(FIT制度): 国が定めた価格で、再生可能エネルギーによって発電された電気を、電力会社が一定期間、買い取ることを義務付ける制度です。
- 買い取り費用の負担: FIT制度で電力会社が買い取った電気の費用は、電気を使うすべての利用者から「再エネ賦課金」として徴収されます。
- 徴収方法: 毎月の電気料金に、全国一律の単価に電気の使用量をかけた金額が上乗せされる形で請求されます。
特徴
- 目的: 地球温暖化対策の推進や、化石燃料への依存を減らすため、再生可能エネルギーの導入を拡大することを目的としています。
- 対象: 太陽光、風力、水力、地熱、バイオマスなどが対象です。
- 単価: 賦課金の単価は、その年の買い取り費用をもとに国が毎年見直して決定しています。
- 負担の軽減: 一部の電力消費量が多い事業者に対しては、要件を満たせば賦課金が減免される制度があります。