たこ足配線の危険性について|エネフィット
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電気のお役立ちブログ
2021.03.08
電気のお役立ち情報
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たこ足配線の危険性について
コンセントのたこ足配線は、差込口を手軽に増やすことができ、とても便利ですが、
誤った使い方をすると火災を引き起こす可能性があります。
今日はたこ足配線に潜む危険性を考えていきたいと思います。
まずは電気の容量を超えることによるトラブルです。コンセントや電源タップには
電気容量の限度があります。この電気容量をオーバしてしまうと配線などが高温になり
火災につながる恐れがあります。
通常1つのコンセントの差し込み口の定格電流は15Aですのでたこ足配線では合計1500Wまで使用できます。
あくまで目安ですが、だいたいの家電の使用電力は以下の通りです。
エアコン:1000~1400W
※専用コンセントで使用することが多い。暖房の方が冷房よりも電力を使用する
・テレビ、パソコン:130~150W
・冷蔵庫:150W
・掃除機:200~1000W
・電子レンジ:1000W
・炊飯器:600W
・ドライヤー:1000~1500W
・スマホ充電:100~240W
・ホットプレート 650~1000W
・電気ファンヒーター 600~1200W
上の消費電力を見ていると1500Wって意外とすぐに到達しそうではないですか?
ホットプレートで食事している時にたこ足配線で電気ファンヒーターを使用すると
一気に赤信号になります。
ちなみに1500Wを超えて使用を続けると線自体が電流で熱くなり最終的には発火します。
コードを束ねていると熱がこもりやすいのでこちらもしてはいけません。
あとほこりが溜まったままの状態で使っているのも大変危険です。
タコ足配線はなるべく目立たないようにするために、隅の方に隠しがちですよね。
隅はほこりがたまりやすく、それがトラッキング現象の原因になることがあります。
こまめに清掃をするように心がけましょう。
たこ足配線はすごく便利ですが、その反面危険もあることを皆様に覚えて頂きたくこの記事を書きました。
正しい使い方をして安全に暮らしましょう。