自然の大きなエネルギー『雷(カミナリ)』|エネフィット

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電気のお役立ちブログ

2021.05.24

電気のお役立ち情報

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自然の大きなエネルギー『雷(カミナリ)』

雷とはなんでしょうか? 雷の正体は『電気』です。
雷雲での中で電気が発生し、雲はためられなくなった電気を地面に向かって逃がそうとする時に雷が発生します。
それが「落雷(らくらい)」=「雷が落ちる」という現象です。 雷が落ちるとき、電気は空気の中を流れます。
ふつう空気は電気を通しませんが、雷の電気は非常に強いので電気を通さない空気中でもむりやり流れてしまいます。
このとき雷の電気が流れた部分の空気は高温で熱くなってピカッと光り、空気がゴロゴロと激しく震えます。

●雷の威力は? 一瞬の雷のエネルギーは100ワットの電球を90億個も光らせるほど強力で、家庭に使用できる電力に換算すれば、およそ50日分の電気代になるそうです。

●雷を電力の資源として利用できないのでしょうか? 雷の電気を貯めることは、現在の技術ではまだ困難とされています。 落雷時のエネルギーは余りにも大きくしかも短時間(1/1000秒〜1秒)に発生するため、蓄電池などによる電気の蓄積は困難であり、また雷の発生場所や発生時刻の予測は、現在はまだ正確には不可能なためです。

●雷の防災ポイント ・空がピカッと光ったり、遠くでゴロゴロ音が聞こえたりしたら、なるべく早く建物に入りましょう。
テレビなどコンセントでつながれた電化製品からは1m以上離れて、部屋の中心にいましょう。
※ちなみに雷の侵入経路として、電源線(コンセントなど) 通信線(電話回線やケーブルテレビ、インターネットの回線など)アンテナ(テレビアンテナなど) 接地線(アース線など)から家に入りこんできます。 それぞれの侵入経路に対して適切な避雷器を取り付けることで機器を守ることができます。 雷にはまちがった情報がたくさんあります。 いちばんの防災は、正しい知識を身につけることです。雷から身を守りましょう。