海外の電圧とプラグ形式事情|エネフィット

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2022.08.12

電気のお役立ち情報

テーマ:

海外の電圧とプラグ形式事情

海外に滞在する際、ステイ先に日本で使い慣れた電化製品を持ち込みたい人も多いかもしれません。

しかし、日本の電化製品を海外に持ち込んでもそのまま使えるとは限りません。

海外では、電圧やコンセントのプラグ形状が異なるため、日本の電化製品を外国で使うためには、変圧器(ダウントランス)や変換プラグの準備が必要になる場合があります。

海外各国で使用されている電圧やプラグ形式の種類、日本の電化製品を海外で利用する方法について調べてみました。

日本で使用されている電圧は100Vですが、海外ではほとんどの国が100V高い電圧を使用しています。 主な国で利用されている電圧は以下です。

≪AC110V地域≫
台湾、カナダ(110-120V)など
≪AC120V地域≫
アメリカ、ハワイ、グアム、メキシコなど
≪AC220V地域≫
中国、韓国(一部110V)、インドネシア、香港、タイ、イタリア、フランス、イギリス(220-240V)、チェコ、ハンガリー、ベルギー、フィンランド(220-230V)、エジプト、サウジアラビアなど
≪AC230V地域≫
ドイツ、オーストリア、オランダ、ノルウェーなど
≪AC240V地域≫
オーストラリア、ニュージーランドなど

上記から日本よりも高い電圧を使用しているため日本の100V対応の電化製品を海外でそのまま使用すると、電気機器が電圧に耐えられず発火したり、故障したりする恐れがあり危険です。

しかし、最近のスマートフォンやデジタルカメラ、ノートパソコンなどの電気機器は、幅広い電圧に対応できるものも増え、日本の電化製品でも全てが外国で使えないわけではありません。

滞在国で使えるかどうかは、機器本体や取扱説明書に記載された表示を確認することで知ることができます。